
◆国際教育を進める同志社大学ILAの国際的・環境的視点からオーガビッツが初めて採用
ILAとは、さまざまな国や地域からの留学生と日本人学生が文系6学部を横断して共に英語で学ぶ、同志社大学の教育課程で、国際主義を推進するオリジナルの取組となっています。また同志社大学では、2018年に、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、全組織を挙げて環境負荷の低減及び環境保護に努力するとした「環境宣言」を制定しました。
今回、ILAの国際的な視点および、近年特に高まる環境保護の視点から、オーガニックコットンの社会的価値が認識され、オーガニックコットンの普及を通じて、原産国農家やNPO法人を支援し、一枚の服を通して日常的に参加出来る社会貢献として拡がる、「オーガビッツ」の採用に至りました。オーガニックコットンは、通年開催している国内外のリクルーティング・フェア等で使用・配布するオリジナルノベルティの布製バッグに使用されます。
◆バイリンガルタグを初採用!国境・業界の枠を越えて、オーガビッツの取り組みを展開
和英併記のバイリンガルタグ
このバッグにはオーガビッツが10%使用され、同志社大学のスクールカラーである、日本の古代紫と江戸紫の中間色に相当するロイヤル・パープルのロゴプリントを施しています。また、このバッグ1点につき1円がオーガビッツ基金となり、インドのオーガニックコットン農家支援に役立てられます。
今後もオーガビッツは、ブランドの垣根を越えるだけでなく、大学を含む業界を越えた連携を強化し、社会問題や環境問題に貢献できる取り組みを推進して参ります。
■同志社大学 国際教育インスティテュート(ILA)
2009年7月、同志社大学は文部科学省の「国際化拠点整備事業(グローバル30)」における拠点大学の1つに選定されました。これにより、創立者新島襄の建学の精神に基づく本学の国際主義教育は大きな飛躍の局面を迎え、以来、その取り組みを強化してきました。その結果、外国人留学生受入数が目標数を大幅に上回ったのをはじめ、海外協定校の増大により国際交流・教育連携等の拡大――ダブル・ディグリープログラムの開始、多様な留学プログラムによる海外派遣学生数の増加――といった成果が着実にあらわれています。
そうした中、新たなチャレンジとして2011年4月、英語で教授される科目のみで学位を取得できる「The Institute for the Liberal Arts( 国際教育インスティテュート)」が開設されました。さまざまな国や地域からの留学生と日本人学生が文系6学部を横断して学ぶ、同志社大学オリジナルの教育課程です。
■オーガビッツとは?
日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト
衣服の原料となる綿花栽培は、世界中で使用されている殺虫剤の約15%、農薬の約7%が使用*されており、農薬の大量使用と土壌汚染、農家の健康被害など多くの環境問題・社会問題ととなり合わせになっています。一方、農薬や化学肥料を3年以上まったく使用していない農地で、有機栽培された綿花がオーガニックコットンです。オーガニックコットンの使用が広がることで、従来の綿花栽培方法が減少し、世界の生産地における問題が改善されていくことが期待されています。
「オーガビッツ」は、みんなで“ちょっと”ずつ地球環境や生産者に貢献しようという想いから、2006年に始まったオーガニックコットン普及プロジェクト。オーガニックコットンが使用・普及されやすくなるように、一着の使用量100%にこだわらず10%の商品を100倍の人に届けるという「逆転の発想」で、現在約100ブランドが参加、累計684万枚以上のアイテムを生産しています。その活動は原産国農家やNPO法人の支援へと拡大し、一枚の服を通して日常的に参加出来る社会貢献活動としての輪も拡がっています。(*出典:Textile Exchange)
http://orgabits.com/【オーガビッツ公式サイト】