プロジェクト参画ブランドとのコラボレーション商品1点につき一部の金額をコットン農家を支援する団体に寄付することから始まった活動は、現在約100ブランドが参加。今では生産地の支援のみならず、国内外の環境・福祉・途上国支援・復興など、各分野で活動するNPO法人を始めとする慈善団体への支援にも活動が拡大しています。これまで累計720万枚以上のアイテムから寄付金を集める、日本最大級のアパレルブランド参画プロジェクトとなっています。オーガビッツは、2005年から始まった地球環境や生産者に優しいオーガニックコットンの普及プロジェクトです。一枚の服をつくる側・買う側がファッション製品の原材料となるコットンの生産過程において問題となる土壌汚染や農家の健康被害など、環境・社会への問題意識を持つことが主題となっています。
オーガニックコットンの普及以外にも、海洋生物の保護や発展途上国の支援、病児の心理ケアなど各分野で活動する団体を支援しています。この度、各ブランドとの商品を通じて、2018年から1年間で集まった合計5,416,820円の寄付金を7つの団体に贈呈いたしました。
・支援団体を招いた感謝イベントを実施
寄付金を贈呈した「オーガビッツの日」である8月29日には、全国の支援団体のスタッフ様を招待した感謝イベントを実施しました。東日本大震災の風化防止を目的に桜の植樹活動を行うNPO法人さくら並木ネットワーク様では、今回の寄付金により累計支援額が1000万円となりました。当日参加した小池共同代表理事からは、「これまでにオーガビッツの活動により累計約260本の桜を植樹できました。末代までこの桜を守っていきたい」とのお言葉をいただきました。


また、病児の心理ケアを行う日本クリニクラウン協会様のご挨拶では「退院後にオーガビッツのTシャツを着てチャリティイベントに来てくれた家族もおり、ファッションを通じて社会的な取り組みが拡がるなど、過去にはなかった新たな機会が生まれている」とのコメントをいただきました。
今後もブランドの垣根を越えたプロジェクトを通じて、一枚の服を通してできる社会貢献活動を拡げてまいります。
2019年の寄付金内訳・プロジェクト一覧
・ピースバイピースコットンプロジェクト(一般財団法人 PEACE BY PEACE COTTON)
・クリニクラウンプロジェクト(認定NPO法人日本クリニクラウン協会)
・さくら並木プロジェクト(NPO法人さくら並木ネットワーク)
・For KUMAMOTO Project(「熊本城災害復旧支援金」熊本城総合事務所)
2016年の熊本地震において深刻な被害のあった熊本城の修復作業をサポートするプロジェクトです。
・Blue Ocean Project(NPO法人日本ウミガメ協議会)
・クリステル・ヴィ・アンサンブル(一般財団法人 クリステル・ヴィ・アンサンブル)
・ガールズ・プロジェクト (公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン)
◆寄付金の内訳
*各プロジェクトのオーガビッツ製品を通して集まった寄付金は、豊島株式会社に一旦プールされ、全額を寄付しています。
(*出典:Textile Exchange)
http://orgabits.com/【オーガビッツ公式サイト】