豊島株式会社は、創業以来受け継がれてきた「誠実・信頼」の理念のもと、つねに安定した品質の商材やサービスを提供し続け、お客様・お取引先様のニーズにお応えしていくことが私たちの使命だと考えています。お客様・お取引先様とのコミュニケーションを大切にし、環境や社会に配慮した、サプライチェーン全体でのサステナビリティ推進に取り組んでいます。
CSR調達
サステナブルな社会の実現に貢献するため、サプライヤーの皆様とともにサステナブル調達を推進しています。
豊島株式会社は、重要なステークホルダーであるサプライヤーの皆様とともに、サプライチェーン上の人権・労働環境課題や社会課題の解決に向かって取り組んでまいります。
取り組みにあたっては、14項目からなる「CSR調達行動規範」にもとづきサプライヤーの皆様との対話を通じてリスクの特定と是正を行い、持続的な調達の実現を図ってまいります。
CSR調達行動規範14項目
- 1.人権の尊重
- 2.結社の自由と団体交渉
- 3.強制労働の禁止
- 4.児童労働の禁止
- 5.差別の禁止
- 6.ハラスメントと虐待の禁止
- 7.労働安全衛生
- 8.労働時間
- 9.報酬
- 10.報復行為の禁止
- 11.地球環境の保全
- 12.公正で透明性のある取引
- 13.サービスや商品の品質と安全性の確保
- 14.情報開示
ホワイト物流
安定的な物流の確保と、安全で環境に配慮した物流を推進しています。
ホワイト物流について
豊島株式会社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、2019年9月、持続可能な物流の実現に向けた「自主行動宣言」を提出しました。生産性向上や物流効率化に向けて取り組みを推進しています。
「ホワイト物流」推進運動とは?
深刻化する運転者不足に対応し、生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的とする運動です。トラック輸送における生産性向上・物流効率化を通じ、環境と人に優しい物流システムの実現に取り組むものです。
自主行動宣言内容
- 1.物流の改善提案と協力
- 2.発荷主からの入出荷情報等の事前提供
- 3.納品日の集約
- 4.異常気象時等における運行の中止・中断等
- 5.共同配送
共同配送
物流改革の一環として、湾港(東京湾)から関東エリアに配送する一部の商品における、商社間の「共同配送」を行っています(2022年開始)。各社の垣根を越えた協力により、トラックの使用台数削減による交通渋滞の緩和やドライバー不足解消、配送回数の削減による受取倉庫への負担減少、CO2の排出量削減などの課題解決に取り組んでいます。
お客様・お取引先様との
取り組み
ライフスタイル提案商社として、お客様・お取引先様とともに、持続可能な価値観に共感し合える社会を創造していきます。
豊島株式会社は、地球環境に優しく、心豊かな生活シーンを創り出す「ライフスタイル提案商社」として、お客様・お取引先様とともに持続可能な価値観に共感し合える社会の創造を目指しています。
取組事例
01
国内最大のオーガニックコットン普及プロジェクトORGABITS(オーガビッツ)
綿屋を祖業として、180年以上綿花に携わってきた豊島では、オーガニックコットンを通して、みんなで”ちょっと(bits)”ずつ地球環境と社会に貢献しようという想いから、2005年に「オーガビッツ(ORGABITS)」プロジェクトを開始しました。オーガニックコットンの普及により有機農地を拡げ、環境汚染を改善していくこと。世界中の綿花のわずか1%しかないオーガニックコットンの割合を10%にしようというのが私たちの目標です。
オーガビッツを使用した商品にはオリジナルのタグがついており、このタグ1枚につき10円が寄付され、環境によいこと・社会によいことのために活動する団体の支援につながります。
ピースバイピース
コットンプロジェクト
インドのオーガニックコットン農家支援、復学支援など、オーガニックコットン普及のために役立てられるプロジェクト
クリニクラウンプロジェクト
臨床道化師(クリニック=病院、クラウン=道化師)が入院生活を送る子どもたちの病室を定期訪問し、遊びや会話を通じて子どもたちの成長を支援するプロジェクト
Bule Ocean Project
ウミガメ保護のみならず、海洋動物や海浜環境の保全を行い、海岸のそばで暮らす人、漁業者、ウミガメと接する人々の暮らしや文化の保全の方法を模索し、実現していくプロジェクト
和綿栽培
かつて日本各地で盛んに栽培されていたコットンの国内自給率は今やほぼ0%です。そんなコットンの日本在来種である「和棉」を、栃木県渡良瀬と弊社の東京本社(東京都千代田区)の屋上で栽培しています。ORGABITSに関わる方々を渡良瀬にお呼びし、種まきや収穫を体験いただいています。実際に畑で土を踏みしめながら体験していただくことで、服の素材も元々は植物からできていることを実感していただいています。
ただ栽培するだけではなく、この和棉を一部使ったものづくりもORGABITSで行っています。
02
未来へつながる商品づくりへFOOD TEXTILE(フード テキスタイル)
「FOOD TEXTILE」は、豊島株式会社と、色の原料を提供する食品関連企業、その生地で商品を展開するコラボレーション企業の3社から成り立つサステナブルなプロジェクトブランドです。従来捨てられてしまっていた規格外の食材やカット野菜の切れ端、コーヒーの出涸らしなどを食品関連企業や農園から買い取り、食材に含まれる成分を抽出し、それを染料として生地や糸を染め上げて新しいアイテムに生まれ変わらせています。業界の垣根を超えて、さまざまなお取引先様とともに、食品ロスの問題にアプローチしていきます。