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2025.04.02

日本国内で廃棄された繊維製品を再循環させるプロジェクト『WAMEGURI』ジェイアール東海ホテルズの旧ユニフォームがドライヤー収納袋に!

プレスリリース製品協業サステナビリティ
快適なライフスタイルの提案を進める豊島株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:豊島半七)が展開する、日本国内で廃棄された繊維製品を再循環させるプロジェクト「WAMEGURI(ワメグリ)」は、名古屋マリオットアソシアホテルなどを運営する、株式会社ジェイアール東海ホテルズ(本社:名古屋市中村区、社長:伊藤彰彦)の旧ユニフォームを糸に再資源化し、その糸を素材の一部に使用したドライヤーを収納する巾着袋を製作しました。本巾着は、3月より同社が運営する全6ホテルの全客室に設置されています。


 

豊島は2022年度より、愛知県が立ち上げた「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム(以下、「PT」という)」に、メンバー企業の一員として参画しています。

 

株式会社ジェイアール東海ホテルズは、2024年7月に全6ホテルのユニフォームをリニューアルしました。この度、同社はSDGsの取り組みの観点からPTと協働し、それまでに使用していたユニフォームをWAMEGURIプロジェクトのスキームを活用して糸に再資源化し、その糸を素材の一部に使用したドライヤーを収納する巾着袋を制作しました。本巾着は、3月より同社が運営する全6ホテルの全客室に設置されています。

 

 今後もWAMEGURIは皆さまとの連携を通して廃棄衣料を新しいアイテムに生まれ変わらせ、再循環していくことを目指してまいります。

 

■制作したドライヤー袋


■「WAMEGURI(ワメグリ)」プロジェクトについて

 

日本国内のアパレル供給量は年間35億枚といわれており、消費者が手放した後にリサイクルやリユース(海外輸出を含む)にあてられる服は全体のうち34%となっています。残りの66%はゴミとして処分され、埋め立てられています*。

豊島では、日本で供給されるアパレル製品の2~3%にあたる量を生産している背景から、処分される衣料66%に対して、自社で責任の一端を担うことができないかと考え、日本国内で廃棄された衣料品を再循環させるプロジェクト「WAMEGURI(ワメグリ)」を2022年1月に始動しました。

 

「WAMEGURI」は、ポリエステル・コットン・ウール・羽毛などのあらゆる繊維製品を国内で回収し、工場で選別・紡績を行い、最製品化されたものが再循環していくことを目指しています。

*環境省「サステナブルファッション(https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/)」

「WAMEGURI」URL: https://my-will.jp/service/wameguri

■あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチームについて


▲PTのロゴマーク

「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」(2022年3月策定)に掲げた推進モデルの具体化に向け、2023年1月に愛知県が立ち上げた産官学連携のプロジェクトチーム。参画メンバーが連携により事業化に取り組んでいる。

 

(参考Webサイト)

PT立ち上げ時のサイト

https://www.pref.aichi.jp/press-release/circulareconomy-pt.html

PT紹介サイト(あいち資源循環ナビ内)

https://aichi-shigen-junkan.jp/circular_economy/project


  

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