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2019.12.09

「HyperHelix™~カラダがもっと自由になる、 ストレッチファイバー~」スポーツ、アウトドア、ライフスタイル、ワーキングのシーンに向けて開発!

プレスリリース素材
豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、2021春夏向け展示会(豊島㈱東京本社、12月10日~12月20日出展)にて、ストレッチ性をもったファブリック「HyperHelix™~カラダがもっと自由になる、ストレッチファイバー~」を発表。既に一部ブランドでの採用実績を経て、ファブリックブランド「HyperHelix™」(ハイパーヘリックス™)として展開を開始致します。




■求む、カラダの動きにあわせてストレッチする服
「もっと速く、もっと高く、もっと遠くへ」という想いのもとアスリートは極限までカラダのパフォーマンスを高めゲームへ臨みます。ゲーム、トレーニングにおいてアスリートが着用するスポーツウェアには、体の動きに合わせてストレッチする性能が求められます。生地にストレッチ性をもたらす素材として「ポリウレタン」があり、他の繊維と混ぜて利用されています。一方で、その「ポリウレタン」は他の繊維に比べると弱く、年月が経つにつれて弾力性がなくなり(劣化)、弱くなって切れてしまう(脆化)性質があります。

ポリウレタンは、ランニングタイツをはじめとしたスポーツウェアにストレッチ性をもたらす素材として、他の繊維と混ぜて利用されています。アスリートのダイナミックな動きによって、ストレスのかかる部分(例:ハイライト部分)は使用によって弾力性を失う劣化や脆化が起こりやすいとされています。

■「HyperHelix™」、らせん形状がうみだすストレッチ性

繊維拡大写真(倍率500倍)

2種類のポリマー(高分子の集合体)が複合されてうまれた特殊繊維を用いた「HyperHelix™」。ポリマーに熱を加えたときの収縮率の違いにより生じる「らせん状の捲縮(クリンプ:繊維がちぢれている状態)」により、ファブリック、服にストレッチ性としなやかさをもたらすことができます。着用時の快適性につながり、服のシェイプを保持する特性も生み出します。

■スポーツウェアの機能を、暮らしや働く場面へ

技術の進化にともない、生活環境や働き方が大きく変わっている時代。服が人々の動きを制限するものになってはいけないと私たち、豊島は考えます。スポーツシーン向けに開発した「HyperHelix™」を、「アウトドア」「ライフスタイル」「ワーキング」シーンにも向けて開発を進めて参ります。弊社OEM・ODM(取引先ブランドによる設計・生産・デザイン)事業において、お取引先様に積極的に提案をさせていただき、生活者の暮らしや働く場面におけるパフォーマンスや快適性の向上に貢献して参ります。

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