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2020.07.01

自社開発素材、ストレッチファイバー“ HyperHelix™”ブランディングを強化し4つの用途シーンへ展開

プレスリリース素材

豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)が、一部のブランドとの試験導入を経て2019年度より自社ブランドとして展開を始めた「カラダがもっと自由になる、ストレッチファイバー、HyperHelix™」の2019年度の累計出荷量が20万メートルを突破し、好評をいただいております。

豊島株式会社は、「スポーツ・アウトドア・ライフスタイル・ワーキング」というHyperHelix™の素材特性が生かされる「4つの用途シーン」を設定し、生地の開発をしていきます。また、「4つの用途シーン」に即したキービジュアルを設け、ブランディングを強化して参ります。2020年7月7日(火)~22日(水)の期間に豊島株式会社東京本社(千代田区神田岩本町)で開催される2021SS向け素材展示会では4つの用途シーンに合わせた素材提案を中心に、外観変化のある素材や今後開発強化予定のサステナブルタイプの一部をご紹介致します。

■求む、カラダの動きにあわせてストレッチする服
「もっと速く、もっと高く、もっと遠くへ」という想いのもとアスリートは極限までカラダのパフォーマンスを高めゲームへ臨みます。彼らが着用するスポーツウェアには、体の動きに合わせてストレッチする性能が求められます。生地にストレッチ性をもたらす繊維として「ポリウレタン」がありますが、年月が経つにつれて弾力性がなくなり(劣化)、弱くなってしまう「脆化性質」があります。ストレッチファイバー「HyperHelix™」は、2種類のポリマー(高分子の集合体)が複合されてうまれた特殊繊維です。ポリマーに熱を加えたときの収縮率の違いにより生じる「らせん状の捲縮(クリンプ:繊維がちぢれている状態)」が糸・生地にストレッチ性をもたらし自由度に優れたウェアをうみだします。着用時の快適性につながり、服のシェイプを保持する特性も生み出します。



2019年度、スポーツブランドの製品を中心に採用され素材(糸)の累計出荷量が20万メートルを突破しました。今後、「スポーツ」の用途シーンだけでなく、「アウトドア」「ライフスタイル」「ワーキング」といった用途シーンへHyperHelix™を提案していきます。


■「4つの用途シーン」に即したリアリティあるキービジュアルを展開
ストレッチファイバー「HyperHelix™」が活用される「4つの用途シーン」を訴求していくにあたりキービジュアルを制作し展開していきます。



「スポーツ」「アウトドア」「ライフスタイル」「ワーキング」といった、まさに、そのシーンで「動く人・働く人」にモデルになって頂いています。今後、ブランドリーフレット、ムービー等に展開していく予定です。弊社のお取引先様だけでなく、生活者(コンシューマー/ユーザー)へのブランド理解・認知をはかるべく「イングリーディエント・ブランディング(素材成分ブランディング)」を展開します。生活者に対して、HyperHelix™の機能を分かりやすく伝えるためのハングタグも用意しています。

■スポーツウェアの機能を、暮らしや働くシーンへ
生活環境や働き方が大きく変わっている今日、服が人々の動きを制限するものになっていはいけないと、豊島株式会社は考えます。「スポーツシーン」に向けて開発した「HyperHelix™」を、「スポーツ」はもちろん、「アウトドア」「ライフスタイル」「ワーキング」のシーンに向けて開発を進めて参ります。弊社OEM・ODM事業において、お取引先様に積極的に提案をさせていただき、お取引先様とともに生活者の暮らしや働く場面におけるパフォーマンスや快適性に対して貢献して参ります。

■豊島株式会社

1841年創業。180年近い歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地から原料・糸・生地の買付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛け日本ファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。また、さまざまなサステナブル素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへ の投資やスマートウェアの開発を推進する企業として「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、サステナブル&テクノロジーに対する当社の姿勢を打ち出しています。
 

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