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2018.01.15

日本環境設計の第三者割当増資の引き受けと再生ポリエステル事業での業務提携について

プレスリリース協業サステナビリティ
 繊維専門商社の豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区錦2-15-15)は自社の運営するCVCファンドを通じ、日本環境設計株式会社(代表取締役社長:髙尾正樹、東京都千代田区霞が関3-2-5)の第三者割当増資の引き受けを行いました。さらに、豊島は優良生産パートナーとして日本環境設計の再生ポリエステル事業に参画する業務提携契約を締結しました。

 日本環境設計は着なくなった衣料品を店頭でリサイクル回収する「BRING」プロジェクトを企画・運営、同プロジェクトには賛同する多数の小売店・団体が参加しています。
日本環境設計は2017年12月、北九州響灘に同社が回収した衣料品を原料に含む再生ポリエステル樹脂の製造工場を稼働させ、今後は「BRING」プロジェクトに参加する企業にこの再生ポリエステル樹脂を使用した製品の販売を行う予定です。
豊島は素材部署と製品部署とが連携したプロジェクトチームを組成し、同素材を使用した製品の生産及び販売を行うとともに、お取引先様がこの新素材を安心してご利用いただけるよう、日本環境設計と連携して啓蒙活動や情報発信を行い、優良生産パートナーとして同素材の品質と供給の安定を支援して参ります。

 近年、消費者の環境意識の高まりにより、ユニフォーム市場では企業のCSR活動の一つとして、カジュアル市場においても消費者の共感を得るブランディング施策として、サステナビリティ需要が高まっています。回収インフラを構築して衣料品の廃棄を減らし、新しい衣料品の原料として回収した衣料品を再利用する経済循環『サーキュラーエコノミー』の早期実現を目指し、両社は協力して同事業を推進いたします。

◆衣料品を原料に含む再生ポリエステルとは
 一般的に衣料品にはポリエステルだけでは無く、綿やナイロンなどをはじめとした複数の繊維が混紡されています。日本環境設計ではこのうち回収した衣料品に含まれるポリエステルを化学的に解重合したのち、精製・脱色を経て、改めて再重合させることで石油由来と同等の品質を持つポリエステル樹脂を製造します。

◆「BRING」プロジェクト
 世界中で生産されている衣料品の約60%(毎年約4500万t)が石油由来のポリエステル原料で出来ています。日本環境設計が推進する「BRING」プロジェクトは着なくなった服をケミカルリサイクルにより新しい服に生まれ変わらせることで石油の使用削減に貢献するプロジェクトです。
BRING公式サイトhttp://bring.org/
 
報道関係者お問い合わせ先
豊島株式会社 営業企画室:溝口・加藤
TEL: 03-4334-6042 FAX:03-4334-6119
e-mail:k.mizoguchi@toyoshima.co.jp
     mizuki.kato@toyoshima.co.jp
 
 

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