『FOOD TEXTILE』は、豊島と色の原料を提供する食品関連企業、その生地で商品を展開するコラボレーション企業の3社から成り立つサステナブルなプロジェクトブランドです。従来捨てられてしまっていた規格外の食材やカット野菜の切れ端、コーヒーの出涸らしなどを食品関連企業や農園から買い取り、食材に含まれる成分を抽出し、それを染料として生地や糸を染め上げて新しいアイテムに生まれ変わらせています。
「ICICLE」は2019年より、責任あるモノづくりをミッションとしているファッションブランドとして、ファッションと環境と人とのより高いレベルでの調和を積極的に探究するため、メインコレクション以外にシーズンごとに個別のプロジェクトを開発・発表しています。
『FOOD TEXTILE』の採用が決定した「Natural Way」は、可能な限り自然な方法で衣服のコンセプト、クリエーション、プロダクションを探究するシーズンコレクションとして位置づけられています。『FOOD TEXTILE』の自然由来のものだからこそ出せる、優しい色合いによって生まれる夏らしい爽やかなカラーパレットが、着る人に喜びと共感をもたらしファッションと環境と人とのより深い調和を提案することに繋がるとして、この度の2023SSシーズンコレクション「Natural Way～FOOD WASTE MADE BEAUTIFUL(食をファッションの彩りにするコレクション)～」の素材として採用いただきました。
今回の商品の色の原料となっているのは、農園やカフェから買い取った廃棄予定のドリップ後のコーヒー、レタス、抹茶、赤カブ、紫キャベツ、エキナセアです。これらの色を使用したエレガントなレディースウェア、雑貨が3月21日より梅田阪急店、3月29日より新宿伊勢丹店にて販売されています。
今後も『FOOD TEXTILE』は、ただ捨てられていくものを生まれ変わらせ、衣・食・住の生活シーンをファッショナブルに楽しんでいただくことの価値を提案していきます。
■商品情報(※一部)
3月21日より梅田阪急店、3月29日より新宿伊勢丹店にて販売中。
■ICICLE https://jpdev.icicle.com/
ICICLE（アイシクル）は1997年上海にて創設され、中国国内では140近くの都市で270店舗以上の展開をしています。パリに、2013年クリエイティブセンターを構え、2019年クローバルフラッグシップストアをジョルジュサンク通り35番地にオープンしました。2021年、⽇本初のストアを阪急うめだ本店にオープンしています。
◆アイシクルのフィロソフィー「メイド・イン・アース(MADE IN EARTH)」
「天(自然)と人は一体なるもの」という古代の東洋思想に基づき、アイシクルはメイド・イン・アースという基本理念を掲げています。自然界に生きる存在として、私たちは自然と調和して生きていかなければなりません。ICICLE(アイシクル)は、自然からインスピレーションを得ることにこだわり、自然から良質な原材料を選び、環境に配慮した方法で再現し、過剰なデザインはせず、自然の美しさを最大限に引き出すことを望んでいます。アイシクルは、快適で着心地の良いスタイルを提案します。
地球環境に配慮した生産体制や資源の活用へのアプローチを行っていることもブランドの特徴であり、地球から受け取ったものを地球に戻す「循環」をブランドの指針としています。高品質の天然素材や無染色の生地、植物由来の染料を使用する他、パッケージもオーガニックコットンのエコバッグを使用し、ギフトボックスにはサトウキビを原料とした素材を使うなど、サステナビリティ実現のための取り組みを一貫して行っています。
ライフスタイル提案商社
■豊島株式会社https://www.toyoshima.co.jp/
1841年創業。180年を超える実績を礎として、時代の変化に応じて事業領域を拡大。グローバルな原料手配から最終製品の企画・生産管理・納品まで、ファッション産業のサプライチェーンを総合的に担います。また持続可能なライフスタイルを提案する企業として、Society5.0の社会に向かってサステナブル素材や機能的な商品の開発を進めるとともに、テックベンチャーへの投資や提携を通じてインフォメーション・テクノロジーを活用したサービスの提供を進めて参ります。2019年より「MY WILL（マイ・ウィル）」をステートメントとし、当社の姿勢を打ち出しています。
