*PoC…概念実証。新たなアイデアやコンセプトの実現可能性や得られる効果などについて検証すること。実現可能性を見極め、期待した効果が得られると判断できれば実プロジェクトへ進めていくという形が一般的。
「Hogara(ホガラ)」は、女性営業社員が増えてきた中、もっと現場の女性達の声を反映したものづくりをしたいと考え、部署を超えて集まった有志の女性社員達が立ち上げたフェムテックブランドです。“私たちが今ほしいもの”というコンセプトのもと、繊維を扱う商社だからこそ提供できるアイテムを開発、販売しています。商品開発を通して女性に寄り添うだけではなく、テクノロジーの力を活用しながら女性が抱える健康課題の解決を目指していきたいと考え、今回Hogaraは、MEDITAと女性向けの新しい健康経営プラットフォーム構想に向けたPoCを実施します。将来的には、今回のPoCの成果を応用し、生活者の皆さまへ貢献できるサービスを開発していくことを目指しています。
■女性向け健康経営プラットフォーム構想について
将来的には、女性従業員のひとりひとりが心身の体調変化がある中で、仕事のパフォーマンスを最大限に引き出すことができるよう、働き方のアドバイス等、組織と個人をまきこんだ相互的理解を深めることができるプラットフォーム創りを目指して参ります。
※出典:「健康経営における女性の健康の取り組みについて」経済産業省 ヘルスケア産業課平成31年3月
Page6 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/josei-kenkou.pdf
■株式会社MEDITA コメント
私自身が働く女性として過ごす中で、女性の働き方や生き方が多様化して来たことを実感しています。しかしながら、一方で女性としての生理現象を伴う体調不良や、自身の健康管理の手法、そしてリアルなバイタルデータに基づいた管理の仕組みに関しては未だ世の中に足りていないように感じています。
今までの研究を活かして、働く女性のセルフコンディションを可視化し、整えられるような仕組みを作るために尽力していきたいと考えております。(MEDITA CEO 田中彩諭理)
■豊島株式会社 Hogara担当者コメント
ライフスタイル企業として、Hogaraというフェムテックブランドの立ち上げだけではなく、今後は女性の働きやすさに貢献できる商品やサービスも提供したいと思うようになりました。今回MEDITA様と社内PoCを実施することで、自分ごと化をしながら、皆様の毎日に寄り添えるサービスモデルを構築して参りたいと考えております。(Hogaraプロジェクトリーダー 大川侑穂)
■Hogaraについて
“Hogara”は、繊維のプロである豊島の⼥性メンバーで⽴ち上げたブランドです。ブランド名は「朗(ほが)らかに光り輝き広く晴れ渡る」という意味の⽇本古来の⾔葉に由来。⾃ら情報収集・企画、体験したことなど、⽣の声を参考にすることで、「わたしたちの今ほしいがリアルに商品化」することを実現。 “今ほしいもの”を追求し、“女性の心地よい毎日のためのブランド”を目指し、繊維のプロ 豊島だからこそ作れる「こだわりの機能を持ったアイテム」を展開していきます。2022年には、女性活躍の推進に貢献する取り組みと評価され「国際女性デー表彰式 HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs」にて企業部門表彰「女性応援ブランド賞」を受賞しました。
・Hogara HP: https://hogara.jp/
■株式会社MEDITA
MEDITAは研究開発型ベンチャーとして、2017年の創立以来「体温」を軸とした事業展開を行い、ウェアラブルデバイスの開発及び、体温データの変動に関する研究・解析をすすめています。これまで取得することが難しかったデータを当社の独自技術を活用することで、現在製薬会社との治験や、教育機関との共同研究がスタートしています
https://www.medita.inc/
■豊島株式会社
1841年創業。180年を超える歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地から原料・糸・生地の買付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛けファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。また、持続可能なライフスタイルを提案する企業としてさまざまなサステナブル素材や機能素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへの投資やスマートウェアの開発を推進しています。2019年より、「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、サステナビリティやテクノロジー、素材に対する当社の姿勢を打ち出しています。